へナってみんな同じ?
by lecielbleu
世田谷区桜新町のヘナ専門美容室ルシエルブルーの中村です。
ゴールデンウィークも後半戦に突入しました。
明日火曜日は祝日ですが定休日のため、お休みします。
普段平日の静かな休みに慣れているせいか、人ごみとお天気が少し気になります。
家から歩いていける公園で肉のお祭りをやっているようなのでいってみようと思ってるんですが、雨だったら行けないし、込んでたらすぐ帰ってこようと思ってます。
さて、こんないい季節にお話しするのもなんですが、少し立つととくにくせ毛の人の悩みの季節”梅雨”がやってきます。
そこでヘナのお話を少し。
髪の健康(髪の痛みや薄毛、細毛、くせ毛、白髪など)や身体の健康(カラーリング剤その他の体への影響など)や地球環境などの中でひとつでも気になる方はルシエルブルーのオーガニックヘナをお勧めします。
最近ではヘナも多くの方に知られるようになり、従来の化学染料による白髪染めやカラーリングの髪の傷みやけい皮毒、有害性などの不安アレルギーなどもあって国内でも多くの美容室がメニューとして取り入れたり、家庭用のものが販売されたりしています。
しかし、すべて同じものではなく、化学染料を混ぜ込んで染まりを良くしたものが数多く出回っています。
初めてヘナをしようとする方、今やっているものがどういうヘナなのか不安な方はルシエルブルーにお越しください。
それが無理な方で心配な方、自分の髪にどんなものを使われているのか知りたい方はいつもやっている美容室またはこれから行く美容室でしっかりとヘナについての説明をしてもらいましょう。
もし、そのヘナが化粧品として登録してあるものであれば、成分を見せてもらうことも可能です。
日本では何年か前に薬事法が変わり、化粧品(シャンプー剤、トリートメント、ヘナなどはおもに化粧品に分類される)は全成分を表示することが義務付けられました。
説明をしっかりしてもらえない美容室や成分をあいまいにするようなところはやめたほうがいいでしょう。
ヘナの多くの効能のうちの一つが白髪を目立たなく染めることができるというものですが、一般的には髪を傷めないカラーという間違ったヘナのイメージが多くの誤解やトラブルを招いているようです。
本来、ヘナとはヘンナという植物のことで100%のものは全成分イコールヘンナのみです。
ただ、これはヘナの色素がオレンジに近い色なのでこれで対応できない場合、ルシエルブルーではインディゴという薬草をヘナに混ぜることによってオレンジを抑えた色合いの色素を作って対応します。
この場合でも全成分はヘンナ、ナンバンアイバ(インディゴ)の2種類の植物です。
このインディゴという薬草も髪にも身体にもいいものなので100%ヘナと変わらない効能を持つため、便宜上ヘナと呼んでいます。
ルシエルブルーのヘナと呼ぶものはこの2種類の植物のみを使用しているのですが、厄介なことにヘナをカラーとして使いたい場合に様々なヘナ以外の色素を混ぜたものが、多く出回りそのすべてをヘナと呼んでいるのが実情です。
ようするに白髪が、オレンジっぽく染まっているもの以外のヘナにはヘナ以外の何かが混ざっているということです。
身体や髪にいいものだけとは限らず、染まりを良くするためのPPD、いわゆるジアミンという有害物質の入ったケミカルヘナというものが多く出回っています。
このヘナ(本当はヘナと呼んではいけないもの)をしていてはヘナをしているとは言えず、カラー剤で染めるのとほとんど変わりありません。
アレルギーのある方はかぶれ等のトラブルの原因にもなります。
ずっと本当のヘナだと思ってこれをやっている人も結構いるはずです。
そのほかにも身体や髪に優しいを売り物にした白髪を染める製品が多く出回っていますが、どれも植物色素そのもので染めるものではなく、化学色素が入っているものばかりです。
テレビのCMなどに騙されて、髪も傷まないし身体にもいいと思って使っているものも製品の後ろや箱に書いてある成分表示を観てみましょう。
最後のほうにかならず化学色素の名称が何種類か出ているはずです。
本当に髪、身体、環境を考えているなら今すぐ捨てましょう。
そして今すぐルシエルブルーにお電話を。
髪、身体、環境にいい植物色素で髪が染まるのはルシエルブルーで使っているようなヘナだけなのです。