トリートメントがダメージを修復って本当なの?

トリートメントがダメージを修復って本当なの?

傷んだ髪(ダメージ毛)はトリートメントで治すことはできません。

なぜなら髪の毛は死んでいる細胞だからです。皮膚や骨といった生きている細胞と違い、髪や爪は死んでいる細胞

といって生きている細胞と区別されます。例えば皮膚は擦り傷、切り傷などダメージを受けても細胞が生きているため元に戻る力があります。骨も骨折しても元に戻る力がありますね。

しかし、骨は折れてもまたくっつきますが、切った髪や爪はくっつきません。髪や爪がダメージを受けた場合、ダメージがあるところを切ってなくすしかないのです。ですが、毛母細胞という髪を作り出している細胞は生きていて新しく健康な髪が生えてきます。ダメージ毛を切って根元から生えてくる健康な髪を痛めないことが美しくハリとツヤのあるヘアスタイルを作るのです。カラーリングで傷んだ髪はトリートメントをしても良くならないのです。

定期的にカラーリングでダメージを与え続けていてはハリとツヤのある髪は手に入らないのです。

しかもカラーリングは健康な髪を作り出している毛母細胞にも悪影響を与えます。カラーリングが頭皮の血行を悪くして毛母細胞に栄養が行き渡らなくなるため、髪が細くなり薄毛の原因になります。

若い時のような自分の本当の髪を取り戻したいならカラーリングをやめてヘナに変えるべきです。

ヘナの効用はまたこの次に書きますが、『いいトリートメントが出ました。』という美容師の言葉に騙されず、これ以上カラーリングで髪や頭皮を痛めつけるのをやめてください。